諸般の事情により、メモ書きでの更新です※

米ミネソタ州ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが、白人警察官に膝で首を押さえつけられ、死亡してしまった事件が今なお波紋を呼んでいます

米国各地で黒人たち、そして差別に反対する人々のデモが旋風を吹き荒らしているのは周知のとおり

デモに呼応し、米シリコンバレーの大手テック企業群は、こぞって黒人との連帯を表明しました

"シリコンヴァレーを中心に、テック業界の“巨人”たちがデモ参加者のメッセージに耳を傾け、共感を示している。フェイスブック、アップル、グーグル、ツイッター、Uber、アマゾン、Airbnbなどの企業は、人種差別を糾弾し、デモ参加者との連帯を表明したのである"

Facebookのマーク・ザッカーバーグは人種差別の被害者たちの名を読み上げる運動「#saidtheirnames」に加わりました

Twitter社は公式アカウントのプロィールを「#BlackLivesMatter(黒人の命も大切だ)」に変更。さらにはプロィールアイコンを黒色にし、連帯を示しました

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https://twitter.com/Twitter?s=09より(2020年6月6日現在)

ただし、こうしたテック企業の動きを、表面的なものにすぎないのではないか、もっとできることがあるはずだ、もっと頑張れ、と焚き付けているのが上で引用した「WIRED」の記事なのですが……

しかし、人権後進国である日本から見れば、SNSのプラットホームである企業が、時流に合わせた反差別ステートメントを出してくれるだけで羨ましく思えます

なにしろ日本のTwitterでは、ヘイト発言を撒き散らすアカウントをほったらかしにして、逆に、反ヘイト・反ファシズムを標榜するアカウントほど凍結の憂き目にあっているのですから

もともとそういった傾向があったものの、特にこの1ヶ月ほどは、その傾向が強まっているように感じます

これほどの凍結ラッシュは、2017年秋以来ではないでしょうか

2017年初秋も同様に反ヘイト・アカウントの凍結ラッシュがあり、このため「Twitter JAPAN自体がネトウヨなのでは?」という疑惑まで浮上しました(詳細は省きますが、この疑惑はもう確定でしょう)

そこで2017年9月、東京・京橋のTwitter JAPAN本社前で抗議のデモが行われました(なお、2020年6月にも同様のデモがありました。詳しくはTwitterで「#0606京橋ツイッター社前抗議」を検索)

2017年9月のデモにあわせて、Twitterや反ウヨ系のブログ等で、Twitter JAPANのあれこれが色々と掘り起こされます

上に貼り付けた「リテラ」の記事を参考にしてもらってもいいのですが、とりあえずここでは「Osprey Fuan Club ネトウヨ対策課」さんの記事URLを3本貼り付けておきましょう




注目していただきたいのは、2017年9月04日にアップロードされた1本目の記事です

ここでは、Twitter JAPANの上級執行役員である味澤将宏(あじさわ まさひろ)さんが、ケント・ギルバートさんや櫻井よしこさんのツイートに「いいね」をしていたということが書かれています

味澤将宏さん……おやっ?

どこかで聞いたことがある名前だな、と思ったそこのあなた。素晴らしい

実は味澤将宏さんは、2020年1月6日にフェイスブック ジャパン株式会社の代表取締役に就任されているんですねー

わーお、こりゃTwitter JAPANだけでなくフェイスブック ジャパンもウヨウヨしくなってくるぞぉ

……いや、もうほんと勘弁してくださいよ

※なお、味澤将宏さんのFacebookでの投稿(2019年12月)によると、Twitter JAPANは退職されているそうです