超一流企業であるフジ住宅、及び今井光郎創業者会長が、民族差別的な文書を従業員に配布する等し、「ヘイトハラスメント裁判」に訴えられていることは、当ブログでも何度かお伝えしています
また、このヘイトハラスメント裁判において、「善意の第三者」を称し、ホームページ作成や裁判の傍聴呼び掛けによってフジ住宅を支援する関西ウヨ界の大物・南木隆治さんが、今井光郎さんの利害関係者であることは証明されています
関連:南木隆治と3つの裁判
さて、積極的にフジ住宅を応援している代表的なウヨとして、南木隆治さんの他にもう一人、「ナニワの激オコおばちゃん」なる人物がいます
フジ住宅が裁判のためにはじめた「訴訟・裁判に関する当社の主張」https://www.fuji-jutaku.co.jp/blog/でも度々言及されているブログの主ですね
フジ住宅が裁判に社員を大量動員したときも、物凄い倍率の抽選にも関わらず、関係者でもないのにどうしたわけか傍聴席に座れたラッキーガール(?)です
ナニワの激オコおばちゃん
「ナニワの激オコおばちゃん」がブログでフジ住宅ヘイトハラスメント裁判に言及しはじめるのは、2018年1月11日のこと
"わけあっていろいろと調べ物をしてたら、びっくりすることを知ったんでここに書くことにします"
……との出だしからして、いかにも「偶然興味を持ち始めましたー」みたいな感じを強調しており、いまも「善意の第三者」面でフジ住宅を応援しているのが「ナニワの激オコおばちゃん」です
ですが……
フジ住宅と「ナニワの激オコおばちゃん」が、お金を介したムフフな関係になることが判明しました!
なんと「ナニワの激オコおばちゃん」は、「フジ住宅系助成金」を貰うことになったのです!!
今井光郎文化道徳歴史教育研究会
フジ住宅の今井光郎会長は、「今井光郎文化道徳歴史教育研究会」という一般社団法人を運営しています。「今井光郎文化道徳歴史教育研究会」はフジ住宅本社内にあります
「今井光郎文化道徳歴史教育研究会」では、年に二回、ウヨ系の個人・団体に助成金を配っています。これをウヨウォッチャーたちは「フジ住宅系助成金」と呼んでいるんですね
前述した南木隆治さんは、この助成金の選考委員をまかされており、自分のフレンズたちにお金をバラまいているのです
2020年3月9日、2020年上半期の助成先が発表されました
いつもながらメジャーどころからマイナーどころまでかなりの数が選ばれているのですが、このなかにひとつ、見慣れない名前の団体がありました
株式会社ロゴスラボ
助成金の使用目的は"自虐史観払拭のための情報発信ブログの拡充、強化"と書かれていますね
なにを隠そう、株式会社ロゴスラボこそが「ナニワの激オコおばちゃん」の会社なのです
「ナニワの激オコおばちゃん」の正体
どうしてそれがわかったのか、順をおって説明しましょう
まずは「株式会社ロゴスラボ」で検索します
出てきたホームページがこちら
代表は小松敏行さんというようです
また、検索結果から、こんなブログが現れました
"激おこおじ……おばちゃんの会社。ロゴスラボって会社でしたね"
といった具合に、「ナニワの激オコおばちゃん」と株式会社ロゴスラボがイコールであることが明言されています
さすがにそのまま信じるわけにはいかないので、その根拠まで見てみましょう
"でね、これ見て、これ。
余命スレの人が掘ってくれたの"
"これ"とは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」のページです
どうやら「komatsu1125」なるアカウントの人が、"マスコミの偏向報道に負けず、正しい情報を新聞の「意見広告」で広めたい!"とカンパを集めていたようです
どのような意見広告案があったのかはCAMPFIREのページを見ていただくとして、問題は「komatsu1125」さんが本当に目的の人物かどうかです
"目的は、「マスコミに流される誤った情報を正していく」ことです。そしてその受け皿として「それホンマか?マスコミ!の会」という任意団体を設立しました"
とあるように、「それホンマか?マスコミ!の会」という団体を設立したようですね
「それホンマか?マスコミ!の会」
すでに削除されてますが、トップページはアーカイヴされてます
青空をバックにした男の人の画像が同じことから、株式会社ロゴスラボと「komatsu1125」が同一であることがわかりますね
では、さらに「komatsu1125」のアカウントページをのぞいてみましょう
あ……
バッチリ「ナニワの激オコおばちゃん」のアドレス( gekiokoobachan.blog.fc2.com/)が掲載されていますね
このことから、
株式会社ロゴスラボ=komatsu1125=ナニワの激オコおばちゃん
が成り立つわけです
ここで思い出して頂きたいのは、「ナニワの激オコおばちゃん」がブログでフジ住宅ヘイトハラスメント裁判に言及しはじめるた2018年1月11日の記事です
"今は会長になってはる今井光郎さんという人が、3年ほど前に「今井光郎文化道徳歴史教育研究会」という一般社団法人を作って、日本の文化・道徳・歴史・教育に関する活動を行っている個人やグループを表彰して賞金、支援金を出す、という活動を始めはりました"
"日本人が自信と誇りを持てる社会になってほしい、という願いを持って年に2回、いろんな個人や団体に支援金を出してはります"
やだ、この人……最初っから、助成金に言及してる
まさかまさか、 裁判でフジ住宅を支援し始めた動機って……???
まあ、それはともかくとして、今後の「ナニワの激オコおばちゃん」はフジ住宅のヒモつき発言になることが確定したわけであります
おまけ
株式会社ロゴスラボの住所を検索します
すると真っ先に出てくるのはロゴスラボではなく、株式会社パワー・アイなる映像製作会社です
株式会社パワー・アイ
代表者は松原保さん。パワー・アイで被爆牛を追ったドキュメンタリーなどの作品をつくっている監督さんですね
松原保さんのTwitterなどを見ても、かなりマトモそうな感じの人です
そんな人がなぜ……?
前述したブログ(https://blog.goo.ne.jp/terumi_satoh/e/1f7142a4ba305b0d88fbcfdd8e93f76a)は、パワー・アイに問い合わせの電話を入れたそうで
果たして、回答は……?
"ロゴスラボには、昔からの知り合いとして、弊社の住所をお貸ししています"
とのことでした
「ナニワの激オコおばちゃん」=小松敏行さんのFacebookを見ると、たしかにパワー・アイの『天空のトラ』を知人の作品として宣伝しています
本当に特に裏のない、知人関係なのでしょうね
……あれ?