合同会社燦PROJECT(さんぷろじぇくと)

会社ホームページ

東京ダイアログEXE(=にっぽん憲法プロジェクト)代表の岡田日美子さんが、日本会議の別動隊である「美しい日本の憲法をつくる国民の会」と繋がる人物であることは、以前の記事で明らかにした


実は岡田日美子さんは「合同会社燦PROJECT」という会社の代表でもある
国税局の法人番号公表サイトで調べたところ、2017年9月にできたばかりの会社のようだ(https://archive.is/E8JZp)

ホームページでは"動画作成・イベント・紙媒体・グッズ制作"をうたっているので、ウヨ活動とは関係ない普通の会社かと勘違いしそうになるが、そうではない

代表の岡田日美子さん自身がそうであるように、「合同会社燦PROJECT」もまた「美しい日本の憲法をつくる国民の会」、ひいては日本会議と深い関わりをもつ企業なのだ


「美しい日本の憲法をつくる国民の会」グッズの制作・販売


2018年12月、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」による全国大会が開かれた

櫻井よしこ共同代表は無論のこと、古屋圭司日本会議国会議員懇談会会長をはじめとした多くの国会議員が登壇し、打田文博神道政治連盟会長が〆の声明文を発表したこの大会


大会で参考として配布された資料に、日本国憲法凄録(スゴロク)というリーフレットがある

敗戦からの歴史をスゴロク風の年表にまとめたもので、ゴール(改憲)に至る最後の数マスが空白となっている
"空白をうめてみよう!どれほどうまったらゴールにたどり着くだろう?"

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この日本国憲法凄録を製作・販売している会社こそ、合同会社燦PROJECTである
お値段は50部1000円~となっており、部数的な意味で個人が買うのはメンドクサイ設定だ


もうひとつ、忘れてはいけないのが「ありがとう自衛隊Tシャツ」
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「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は自衛隊を憲法に明記することを目的に、自衛隊を礼賛する「ありがとう自衛隊キャンペーン」をやっており、それに合わせてつくられたTシャツだ


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(画像はhttps://bit.ly/2FOPJmOより。PDF注意です)

日本会議系の改憲署名キャラバン隊以外はまず着用しない代物だが、このTシャツも合同会社燦PROJECTの製作である。お値段は3000円

「ありがとう自衛隊ジャケット」もあるが、こちらの値段は不明
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(画像はhttps://bit.ly/2T6hlYBより)

岡田日美子と中山直也のKAIKENチャンネル


合同会社燦PROJECTに関連するYouTubeのチャンネルに「KAIKENチャンネル」というものがある

前述した「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の大会の模様などもノーカットでアップしてくれるありがたいチャンネルだ(ダイジェスト版もつくってくれるので本当にありがたい)

ようするに「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の広報チャンネルである

このKAIKENチャンネルは、メインの司会・キャスターとして合同会社燦PROJECT代表の岡田日美子さんがつとめている

準レギュラーには日本青年協議会の中山直也さんがいる(どこが青年だ、というツッコミは不粋)
日本青年協議会は日本会議の事務を担う、生長の家から分派した過激派である

KAIKENチャンネルのホームページ(https://www.kaiken-ch.com)を見ると、日本国憲法凄録のサンプルがデカデカと載っており、合同会社燦PROJECTとの関係がうかがえる(2019年1月22日確認)

また、合同会社燦PROJECTのホームページには「works」として、グッズの製作以外にも"動画制作"や"ナビゲーション出演等"がうたわれている
動画制作は打ち合わせ込みで30万円~、ナビゲーション出演等で3万円~という価格設定になっているが、一般企業の依頼を受けるかは不明だ

これらのことから、KAIKENチャンネルの動画は合同会社燦PROJECTによって制作されていると推察できる

また、KAIKENチャンネルは2017年4月にYouTubeのチャンネルを開設している
先に述べたように、合同会社燦PROJECTの国税局への法人登録は2017年9月である
おそらくKAIKENチャンネルをサポートするために、グッズ製作・動画制作部門を合同会社燦PROJECTとして独立させたのであろう

(2020.5.4追記)
KAIKENチャンネルの存在は2017年5月3日、毎年恒例の日本会議系集会「公開憲法フォーラム」で明かされた



原発関連のお仕事


先程、合同会社燦PROJECTのことを「一般企業の依頼を受けるかは不明だ」と書いたが、一部例外がある

それが原発関連のお仕事だ
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・NUMO(原子力発電環境整備機構)の「学習の機会提供事業活動レポート」での記録映像全般

・国立保健医療科学院の「『地域保健活動における放射線リスクへの対応のあり方に関する研究』普及啓発イベント」での記録映像全般

また、福島原発事故に関連し「御用学者」として多くの非難を浴びた半谷輝己さんとの繋がりも気になるところだ

半谷輝己さんはNippon憲法プロジェクトのイベントでも「護憲派」(?)としてお呼ばれしており、岡田日美子さんとは関係が深い

なにより半谷輝己さんが代表をつとめる有限会社BENTONは、合同会社燦PROJECTの主な取引先のひとつとしてあげられている

僕は一時期、「御用学者」と呼ばれる科学者たちに同情を寄せていたこともあるが、こういうのを見せつけられちゃうと、もうね、もう……


啓文社(出版社)との繋がり?


有限会社BENTONやNUMOと並んで、合同会社燦PROJECTが主な取引先としてあげている会社がもうひとつだけある(なぜか「美しい日本の憲法をつくる会」の名はないんだなー)

それが啓文社だ

「啓文社」で検索するといくつか同名の会社が出てくるが、もっとも妥当だと思われるのが出版社の啓文社である(本屋の啓文社とは別物)

啓文社/啓文社書房

啓文社は故・西部邁さんの雑誌『表現者』の後継誌である『表現者クライテリオン』を発行している会社である

ときおりウヨウォッチャー界隈で話題になる学会モドキ、「日本国史学会」の紀要を出版しているのも啓文社だ
詳しくは別記事として後日アップするつもりだが、啓文社と「日本国史学会」は単なる出版社と学会モドキの間柄ではない

啓文社は「日本国史学会」の事務局を担っているのである

(2019年1月27日:書きました)関連:啓文社(出版社)&日本国史学会とは何か


そんな啓文社の代表をつとめついるのが漆原亮太さん
有名ウヨである岩田温さんの後輩で、八幡和郎さんとも関係の深い人物であるが……彼の話もまた後日しよう



感想


改憲……憲……犬……と、いうことで「ありがとう自衛隊」キャンペーンのイメージキャラクターは犬
しかしKAIKENチャンネルに出てくるのは猫(岡田日美子さんのペット……だった気がする)

こういう外し方、ちょっとだけ好き